<事務局長のサポート日誌>(その2)


●2020/8/11  コロナ後の社会的連帯・労働協同組合の可能性

8月11日(火)
朝の段階では今日のSOS対応も生活保護申請もないので、F公論の取材を受けて久しぶりに床屋で散髪する事にした。蜜を避ける為に、理髪師が少なく何と3時間待ちとなってしまった。待っている時間に「ネクストシェアーポスト資本主義を生みだす協同プラットフォーム」を読む。コロナ後の社会における、社会的連帯・労働協同組合の可能性について、再び考えはじめている。いやいや、可能性ではなく地域での協同なしにはつながりの貧困は解決できない。
●散髪を終えて溜まった仕事を片付けようと帰路につこうとしたらSOSメールが来ていた。
東京多摩地域の**駅から20代の青年が所持金300円の状態で、昨日から公園で野宿生活をしているそうだ。20時30分に待ち合わせし、中央高速を走らせた。地元の前市議さんも駆けつけてくれた。上司に耐えられず、少し前に職場を退職、寮から退去するしかなく、ネカフェで暮らしていたが所持金が尽きた。役所に相談にいったが、生活保護相談ではなく、就労支援で、寮付き派遣の仕事を紹介されただけだった。そもそも家を失って相談に来ている青年の相談に何故、就労支援担当がでてくるのでしょうか。。以前に寮から追い出されそうになった相談者と一緒に中野区に相談にいった時に、窓口にいた職員の方が、「生活保護を利用したらどうでしょうか。まず住まいを確保しましょう」と助言してくれたのです。
相談者の青年は、4年前に同じ多摩地域の**市で生保を利用したが、劣悪な無低に入所させられた揚げ句に過酷な集団生活を強いられ、手元には月二万円しか残らず逃げるしかなかった。その後4年間ネカフェ暮らしだったようです。今日はとりあえず生活保護申請同行までの2日間のビジネスホテル代と生活費を渡す。移動中の車中で「ベッドで眠れて浴槽でお風呂に入れるのは4年振りです。」と嬉しそうだった。


●2020/8/10  反貧困ネットワークの全体会議

8月10日(月)
今晩は反貧困ネットワークの全体会議でした。反貧困ネットワークの役割はコロナ以前と以後では明らかに変わりました。反貧困が呼びかけて設立した「新型コロナ緊急アクション」の運営と相談者からのSOS対応とささえあい基金の運用まで、ネットワークに留まらない支援団体としての役割が強まっています。私たちのようなネットワーク団体が。担うべき役割を自覚し、様々な現場で困窮者の救済と生存権の回復に奮闘している各団体の運動を横で繋ぎ、「社会運動」として可視化する必要があります。その為に、事務局人材の補強をはかり、常勤体制を確立すること、反貧困ネットワークを任意団体から法人組織に変更する検討を開始します。「反貧困緊急ささえあい基金」の寄付金は、9千万に達する見込みである事から、事業体レベルの領域に達し、責任を持った運営が求められるからです。給付事業のみならず協働連携事業など事業内容など具体化し、臨時総会を招集し提案することになります。今日から阪上武さん、西田えみこさんが加わりました。私が個人的に目指したいのは「希望の連帯協同組合」みんなが少しづつ力を寄せ合い社会を変えていくこと。平和運動や反差別運動や脱原発や環境運動を横でつなぎあう「希望連帯の社会運動」を目指すこと。夢を恥ずかしがらずに語ろう。


●2020/8/9  反貧困犬猫部が横浜市内に緊急出動

8月9日(日)
今日は、反貧困犬猫部が横浜市内に緊急出動した。犬猫6匹と暮らす女性から、一昨日に家賃滞納で強制退去が迫っていると泣きながら電話が来た。犬猫部長の雨宮処凛さんと寿医療班の森ひでおさんと緊急出動!コロナの影響で仕事が激減した。生活保護の利用を開始したが、生活保護費の住宅扶助費より、家賃が大幅に高いマンションに住んでいた為に、生活扶助費の多くを住宅扶助費と家賃の差額分を捻出しなければならなかった。更に彼女を追い込んだのは、入居時はペット可だったのが、今春の契約更新で、ペット不可物件に一方的に変更、納得できないと契約書にサインできないと主張したら、強制退去を強行しようとしている。家賃も一方的に六千円値上げされた。反貧困犬猫部としてはチーム力で対応していく。福祉事務所にも理解を求めながら進めていく。猛暑の中、支援に繋がれずに途方に暮れる人がこの国にはまだまだたくさんいる。
(写真のワンコは我が家のバンビ)


●2020/8/8  17歳のK君「人助けができるように頑張ります」

8月8日(土)
一緒に歌った尾崎豊の『I LOVE YOU』と17歳の地図
将来、有名になって人助けします。
●17歳の少年K君からのSOSを受けたのは5月13日だった。あれから約3か月近く経つ。今日で新たな人生のスタート地点に発った。所持金は200円 東京の芸能プロダクションのモデルオーディションに合格し、高校を休学して地方の町から上京、アパートを借りて、アルバイトしながらレッスンを受ける計画だった。上京した途端にコロナ感染拡大で全てが狂い、アパートの家賃は払えない。シングルマザーの母に頼れない。すがる思いでSOSをくれた、17歳だった彼を連れていき、生活保護申請同行、住んでいたアパートを退去して個室シェルターで、正式にアパートが借りれる18歳の誕生日を待った。7月20日誕生日を迎え、もやいの土田さんが超スピードで少年お気に入りの新築同様のオシャレなアパートを探してくれた。昨日、正式契約を完了させて今日は、企業組合あうんで家具什器と布団やカーテンを揃えた。お盆休みに入った時期なので、運べる荷物は昨日と今日に分けて私の自家用車で運んだ。
●私の車で、尾崎豊のデビューアルバムの「17歳の地図」が流れた。僕らの若い頃に、社会や学校の中で感じる葛藤や抵抗と心の叫びを表現した尾崎の話をしてみた。知らないと思って話したのだけれど、18歳の彼はオザキを知っていた。特にI LOVE YOUは35年以上も経つのに、今でも10台に歌い継がれているそうだ。K君にとっての17歳の地図は、死ぬかなと思って必死にメールしたSOS!今日からまた新たなスタートを踏み出す。コロナ禍で大変な時代を生きていく。今日はK君を新宿ごはんプラスとTENOHASHIの路上相談会に連れていった。K君は言った。「必ず有名になって、17歳の頃に多くの人に助けられたんですよ!と言いますね。」そして「僕も人助けができるように頑張ります。」
TENOHASHIの相談会の時に横に座っていた、山本太郎さんが「悪い例の先輩だけど頑張れ」と笑った。
●昨日の日本人支援者からのSOS「タイ人の青年が野宿生活をしている、助けてほしい。しかしタイ語しか話せない」TENOHASHIの相談会が開催されている東池袋中央公園で待ち合わせた。あれ、2名に増えている。韓国視察でご一緒させて頂き、タイ語が解る内山富夫さんがTENOHASHIのボランティアで公園にいる。内山さんとタイ語ペラペラの友人を介して会話をおこなう。2名ともに、在留資格は数か月残っている。二人ともにタイ料理のコックらしい。コロナの影響で仕事を失っている。1人は3~4日後に寮付きのレストランの求職結果がでる。もう一人はこれから自ら職を探す必要がある。シェルターを検討したが、新宿・新大久保圏内を離れる事は地理も解らない。シェルターはこの近くにない。とりあえず短期の宿泊費を渡すに留めた。方策が見つからないのだ。多くの外国人が職を失い、路上生活に追い込まれている。給付金も8月末に終了見込み、、公的支援は皆無に近い。会話が通じずコミュニティとの繋がりが弱い外国人が先に追い込まれている。民間でできる事は少ない。


●2020/8/6  生活困窮に苦しむベトナムの若者たちをサポート

8月6日(水)差別することなく、日本に生きるすべての人を対象に平等な公的支援を

今日は本来、被爆75周年原水爆禁止世界大会の分科会「福島の10年、原発事故の責任を問う」でパネラーとして参加するはずだった。コロナ禍で実現できずにオンラインでビデオ収録となつた。そして今日もコロナ禍で生活困窮に苦しむ人々のSOSに走り回る1日となった。来年こそ広島にいきたいと願う。
●先週末からいままで、日本国籍の方からの新規SOSは減少している。一方で公的支援から除外された外国人からのSOSが急増している。最低限の生活も保障されないまま放置され続けている外国人が様々な地域にいる。今日だけで4件のSOSが届いた。この間、献身的に外国人を支援している小さな団体や個人からのSOSが連続して届いている。自宅の部屋を提供して、食料援助と財政的援助する。地域の人から路上で外国人が途方に暮れている。橋の下で外国人が寝ている。また飛んでいく。財政的にも心身的にも擦り減らしながら「誰ひとり見捨てない」仲間がいる。だから仲間からのSOSにも飛んでいく。
●大田区で以前、生活保護申請同行、現在アパート転宅している男性宅に訪問した後に、港区芝公園にある日清窟というお寺に向かう。在日ベトナム仏教信者会とともに、ベトナム人留学生や研修生、技能実習生の支援を行っている。昨日、、日新窟を拠点に『NPO法人日越ともいき支援会』を結成し支援活動を行なっている吉水慈豊さんからSOSが入った。「生活困窮に苦しむベトナムの若者たち16名を日新窟に預かっている、全員がお金がない。助けて欲しい。」送金して解決しようと考えたが、状況を把握する事と今後の日越ともいき支援会との関係づくりが必要と考え、移住連の稲葉奈々子さんと一緒に訪問した。10名の若者たちが待っていてくれて、ひとりひとりの状況を直接聴かせて頂いた。
●多くは技能実習生だった。縫製やうどん工場で働いていたが、給料から毎月2万円ピンはねされ、失業手当もでない。経営が厳しくなると真っ先に解雇される。20代の青年は、鳶職で働いていた。社長に鉄パイプで殴られて指も骨折、腕に深く切り傷があった。昨日、。吉水さんは、5人を保護した。お金が無い、住むところが無い、仕事が無い元技能実習生。出頭して仮放免で短期ビザになった若者たち。コロナ禍、学費が払えず退学した留学生もいた。失踪した若者達が、出頭すると仮放免となる。現在は短期ビザになるが、就労不可、この様な状況の若者が激増してます。『せめて出国する日まで、就労出来る様にして欲しい』それか国が住む所と、食べる事を支援して欲しい。吉水さんは言います。
●今日はひとりひとりに状況を聞いた後に1人当たり2万円の給付金を手渡ししました。ある女性はお金が入った封筒をそのまま吉水さんに手渡して言いました。「このお金は、ベトナムに帰る時の飛行機代の為に預かってください。」吉水さんや僕らは言いました。「いまこそ、ちゃんと食べなきゃ駄目だよ。」女性は泣いていました。現在、飛行機代は高くて2万円ではベトナムに帰れません。そうです、皆が帰れないのです。吉水さんが言いました。「私たちも何とかお金貯めるから無理しちゃ駄目だよ。」皆で涙を流してしまいました。早くベトナムに帰してあげたい。
●帰宅して24時頃に、通訳してくれた大学生の女性からメールが来ました。彼女も生活に困窮している。コロナ禍でアルバイトがなくなり家賃と、学費の90万円が払えない。でも彼女からのメールにはこのように書かれていた。「私は、高校生のときに今までの生活をより豊かにしたいとおもい、さらにドラえもん漫画を通じて日本は夢をかなえられる来るだと思い、18歳のときに一人で未知な日本へ夢をかなえに来ました。日本での生活は楽しみ、悲しむ、苦しみすべて味わっていた私は日本のことが好きになり、将来母国と架け橋になればいいなと思っています。しかし、コロナウィルスの影響で生活は困難な状況に落ちってしまいました。瀬戸さんからのあたたかい支援を頂き、誠に感謝しております。本当にありがとうございます。私は、瀬戸さんの話を通じて、自分は留学生活に身につけてきた語学力と異文化経験を活かし、困っている外国人に助けることがありましたら是非連絡してください。少しでも力になりたいです。私は、日本のことが好きですので、来日してきた外国人の人々も日本のことが好きになって欲しいと思っています。」 私はこのように答えるしかなかった、「私はいまの日本が皆さんを苦しめている事について申し訳ないと思います。ごめんなさい。毎年のようにベトナムに行きますが本当に親切にして頂いていること、美味しすぎるベトナム料理 ハンモックで寝ているおじさんと一生懸命働いているおじさんの風景と会話が大好きです。皆さんの生きる権利を守るために頑張ります。
●日新窟を出発して、都内**区に向った。到着したのは20時30分、日本語が堪能な21歳の青年が待っていた。国の名前は書けない。「良心的兵役拒否」を行使し日本に逃れた青年だ。現在の地球上では、軍隊または国防のための武装組織を保有する約170か国のうち約67か国に徴兵制度が存在するが、そのうちの30カ国しか法的な対策を取っておらず、拒否した場合は投獄される。死刑となる国も存在する。彼は現在も働ける事が認められる在留資格が下りず貧困状態にある。私も9条の平和憲法を守る立場である事を話した。2万円の給付を渡すだけの関係ではいけないと思った。これからも連絡をとりあおうと約束して別れた。
●私たち市民が求める日本は、弱者がいじめられないで生きてゆける社会。世界も同じ。 見せかけの繁栄はもうたくさん。その基本あって、年とった人も若い人も、女も、男も、 陣害をもった人も、外国人も、誰もが、国の内外にわたって、自然をだいなしにせず、 おたがい差別されず、支えあいわかちあい、おたがいの生命いのちを大事にして、 自由、平等、平和に生きてゆける
(市民の意見30の提言より)
差別することなく、日本に生きるすべての人を対象に平等な公的支援を速やかに実行してください。


●2020/8/4  緊急アクション実行委員会のZOOM会議

8月4日(火)8月19日に議員会館で中間報告会と政府交渉開催を決定しました。

今日は第4回新型コロナ災害緊急アクション実行委員会のZOOM会議でした。
現場でのSOS対応からアパート転宅までの一連の支援活動に集中していた関係で、本来の緊急アクションの重要な役割である社会運動化や問題の可視化と政策提言などの事務局作業が遅れていた。コロナ感染が再拡大するなかで更に企業倒産や閉店が相次ぎ、仕事と住まいを失う人々が急増するだろう。住民票を喪失した野宿者や公的支援から外された外国人は低額給付金さえ受給する事すらできずにいるのに、給付金受付は自治体によってだが8月末には多くの自治体が申請受付を終了する。生活弱者はPCR検査も受けられず、生存権は奪われ棄民化される。今日の実行委員会では、緊急アクション中間報告会と政府交渉を開催する事を決定した。
●反貧困緊急ささえあい基金中間報告 
             収入部門 集計期間 7月末日 
  収入部門 ささえあい基金 2,047件  78,190,502円
       犬猫基金    276件  3,866,464円
       合計      2,323件 82,056,966円
  給付部門  直接手渡し給付   87件  1,978,500円
        団体連携手渡し給付 43件 1,107,000円
        移住連外国人給付  485件 16,535,000円
        合計        615件 19,620,500円
        残金           62,436,466円

●8月19日に議員会館で中間報告会と政府交渉を開催します。
日時:2020年8月19日(水)
会 場:衆議院第一議員会館大会議室
13:30入館証配布 受付開始              
    
第一部    新型コロナ緊急アクション 第二回中間活動報告会
14:00  反貧困緊急ささえあい基金の報告と活動報告
      瀬戸大作(新型コロナ災害緊急アクション事務局)
14;15 コロナ災害を乗り越える  
    「いのちとくらしを守る何でも相談会第3弾報告
          猪股正(弁護士 何でも相談会事務局)
14:25  支援現場から見えた、外国人への公的支援の必要性 
          クルドを知る会
14:40  生活保護申請同行の現場から 公的住宅支援の必要性
              稲葉剛(つくろい東京ファンド)
14;50  労働相談から見えてきた企業の責任と労働組合の取り組み
              渡辺寛人(NPO法人POSSE)
15:05   終了

第二部   政府交渉
15:15 支援を受けれない外国人の公的支援を求める政府交渉
16:15 困窮者支援に対する住まいの公的支援を求める政府交渉
17:05 野宿生活者への給付金支給と感染対策を求める政府交渉 

18時終了


●2020/8/3  ネットカフェを転々、一緒にニトリに行った

8月3日(月)
「いままでだって独りだった。これからも私なんか誰もわからない所でひっそり生きて、死んでいく。でも生き続ける事ができない不安」遠くの町のネットカフェを転々しながら何日も続けて届いたメール、6月9日に神奈川県の**駅でやっと会えた20代前半の女性のSさん、今日は2回目の生活保護費の支給日、大人や地域社会の不信感は強く、細い線であっても繋がり続けている。彼女は、いまだに家具什器費も使わずにいた。部屋には何もない。「家具や食器や電化製品と食器を揃えよう」といっても、今までの期間、揃える事ができなかった。「いつ私は消えてしまうか解らない。荷物を持たない方が良い」でも彼女は、いま暮らすアパートでとりあえず生きてみようと考えた。一緒にニトリにいった。若い女性らしく、安くても可愛くお洒落でアジアンテイストの食器を手にとる。家に帰って購入したい商品をセレクトするようだ。ありきたりの寝具セットではなく「ハンモックは駄目かな?」と二人で笑った。「い草のゴザも良いけど寝具で認めてもらえないかな~」とか、楽しくおかしな家具什器選びかもしれないけれど、上限金額に収めるから認めてほしいな。彼女は一歩づつ前を向いて歩き始めている。信用されない大人たちのひとりかもしれないけれど伴走しようと思っている
●3か月間、多くの20代~30代の若者の生活保護申請に同行し、アパート転宅まで実現してきた。全ての若者たちが「早く仕事がしたい。」と願い、その後に就職先を探してもコロナ禍の雇用大不況で仕事が見つからず、独りぼっちの部屋で悶々としている。新たな孤独が始まり、精神的に病んでしまう状況にある。多くの若者たちが、正規社員の職に就けず、安心できる住まいもなく、ブラック企業で道具のように働かせられ、捨てられた。また二度と繰り返す事のないようにしたいが、私たちの力ではどうする事もできない。追い詰められた人間を、門前払いする地獄絵図が展開されている。グローバリストの政治家たちの責任は大きい。


●2020/8/2  「福島を風化させない」映画 上映と講演の集い

8月2日(日)
練馬区立勤労福祉会館で開催された、練馬区内の九条の会4団体共催の「福島を風化させない~続く避難生活のなかで~映画 上映と講演の集い」のゲストトークに、中川あゆみ監督と一緒に参加しました。上映された映画「ふたつの故郷を生きる」は、2017年3月末で住宅提供が打ち切られたために避難者家族が受けたさまざまな困難、生活苦から心身の病気になり自死する人までの姿を描いています。私たち避難の協同センターの支援活動や、政府に政策改善を迫った交渉風景も描かれています。コロナ禍なのに会場の定員を超える参加者数でビックリ!私の話は「新型コロナ緊急アクション」を通じた住まいや雇用を喪失した方の支援活動を中心に原発事故避難者のコロナ感染における生活影響をアンケート分析に基づき報告 参加者の皆さんもかなりビックリしていたようです。
●帰宅して、消耗する電話対応と関係者対応に時間を費やす事になってしまった。120名を超える対人支援を3か月の間におこなってきたが、相談者によっては元気に自立する人もいれば、また孤立してしまう人もいる。連絡がつかずに、逃げ出してしまうのではないかと心配な人もいる。いちばん拙いのは、聞いていた話と本当の事実が違い過ぎる事。正直に言ってくれれば良かった「辛さ」を言えずに、結果的に取り返しがつかない事態になる。支援者と当事者との関係の作り方、距離感、地域に繋いでいくこと 本当に悩ましい。


●2020/7/31  厚生労働省記者クラブで「相談会第3弾」の会見

7月31日(金) 8月は私たち支援者にとって大忙しになる事は確実だ。
❶今日は朝10時より、日曜日に新宿駅からSOSを受けて給付支援した20代の青年と一緒に生活保護申請に同行する予定だったが自宅を出発する直前に「身体の調子が悪く来週に延期してください。」とのメールが入る。週末を超えるので宿泊費と生活費を補充するよとメールする。丁寧にメールをくれる青年なので、明日会いにいこうと思う。少し時間が空いたので、豊島区で生保申請し無事に板橋区のアパートに転宅している青年に会いにいった。4月に新橋駅からSOSを受けた。九州から上京し、赤坂の居酒屋で働いていたがコロナで仕事を失った。仕事が大好きで早く仕事がしたいが、身分証明を喪失している事が就職を困難にしている。マイナンバーカードの申請をしているが、取得まで2か月かかるという。これからも連絡をとりあう事にした。
❷13時からは厚生労働省記者クラブに移動して、‪8月8日(土)に開催される「コロナ災害を乗り越える  「いのちとくらしを守る何でも相談会第3弾」の記者会見に参加、記者会見の冒頭に私のスマホが誤作動!ブルーハーツのメロディーを大音響で流してしまいました。雰囲気を明るく元気にぶち壊してしまい申し訳ありません。私からの報告は、支援現場のリアルな状況報告、コロナ感染者数が再び増加している状況で、再び、雇用に決定的な影響が出始めている。定額給付金や持続化給付も滞納家賃や税金などに使い果たしている事、1度きりの給付で終わりにしてほしくない事、公的支援から外されている外国人の救済が早急に必要と強調しました。
➌厚労省から反貧困ネットワーク事務所がある飯田橋で、他の相談者の明日以降のアセスメント計画づくりと電話かけ、18歳の少年もアパート転宅に向けて大詰めです。事務所をでて帰宅しようとしたら、昨晩21時頃にSOSを受けた女性からのメールが届いた。この間、私たちの相談フォームには性風俗で働く女性からのSOSが続いている。4月の緊急事態宣言以後は仕事がなくなり、6月以降は戻りつつあったが7月以降は、また激減して最近は客数の大幅減少で、お店に出勤しても収入ゼロが続いているという。ネットカフェで泊まりながら出勤する方も多いのだという。今回の感染拡大でお店自体が閉店を余儀なくされる事態が続発するのではと危惧している。SOSを受けた女性には、夜から朝にかけて、給付金支援と生活保護申請同行の提案をおこない、17時頃に返信があり、18時30分頃に待ち合わせ、ビジネスホテルでゆっくり泊まって頂いて、来週月曜日に生活保護申請に同行する。月曜日は同じ境遇にある相談者の生保申請同行がある。つくろい東京ファンドのメンバーと分担して申請同行する。8月は私たち支援者にとって大忙しになる事は確実だ。


●2020/7/30  SOS対応つづく、チームで乗り切ろう

❶午前に渋谷区役所を林弁護士と一緒に訪問、相談者Kさんを連れて治田区議と面会し渋谷区生活福祉課長に状況説明と協力を依頼した。Kさんは4月に勤務していた職場の勤務日数を半減するよう通告され、生活ができないので拒否した途端に、週2日分の給与を前払い金として支払われ解雇されたが、離職票には会社都合でなく、本人都合と記載され抗議したが訂正に応じない。Kさんはその後、日雇い派遣を続けながら、食いつないできたが困窮度は増すばかり、生活保護を最後の手段として検討するが納得できないという。
◎住居確保給付金は(H27年〜)より前の利用であれば、過去の利用は問わないが、Kさんは2年程前に利用していた。このような場合、本人都合の場合は給付対象外となる。最後の命の綱は、4月20日付け厚労省通達文書では、「離職票上は、自己都合であっても、労働基準法の違反があったと疑われる事実 が申請者により証明されれば、本人の責に帰すべき重大な理由による解雇ではないことから、再支給の対象として差し支えない。」と記されている。労働裁判になれば長期化は避けられない。Kさんの生活が持たない。失業給付金も対象外とされている。福祉課長には柔軟な対応を要請した。
❷自宅に戻って、増えている相談やSOS対応に時間を費やす。対応は私ばかりが担っているわけではない。千葉でも茅ヶ崎でも電話で連携しながら地域の市民団体や市議さんが対応してくれている。多摩市から外国人からのSOS、市議さんが動いてくれている。私は避難の協同センターが関わる「新型コロナ災害下における原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急アンケート調査」を通じた避難者からのSOSも来ている。8月から住まい探しに協力したり、訪問対応で今後の方向性を決めていく。避難者もコロナで暮らしが追い込まれている方が増えている。21時頃に緊急アクションの相談フォームにも2件のSOSが入った。明日から土曜日にかけて対応体制にはいる。チームで乗り切ろう。


●2020/7/29  これから必ず良い事がある、一緒に考えていこう

7月29日(水)
何も恥ずかしがる事はない。これから必ず良い事がある。一緒に考えていこう。もう独りじゃないよ。
❶今日は地元の練馬区社協:ボランティア・地域福祉推進センター主催の「第1回練馬区避難者支援団体連絡会」に参加しました。練馬区内で毎年2月に開催される福島イベントで原発避難者問題の講演に呼ばれていますが、必ず練馬区社協の職員も欠かさず参加頂いています。今日の連絡会立ち上げも一緒に準備してきました。区内で活動しているボランティア団体や練馬子ども保養PJ、東京災害ボランティアNW、行政からは避難者名簿を把握している練馬区危機管理課、福島県復興支援員も参加、私の登場は少し違和感ありという状態。
◎福島原発事故による練馬区内避難者の状況は7月末時点で81世帯179人、2012年当初段階では177世帯482人だったので、半減している。応急仮設住宅の供与終了後に相談が増加すると予測したが、自助努力で住まいを確保したのではないかと社協からの報告、私からは、避難の協同センターも関わる「新型コロナ災害下における原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急アンケート調査」でも、コロナの影響で大幅な減収や解雇で来月から食べていく事ができないとの声も散見されている。
◎参加団体や社協、復興支援員からは4月以降、避難者宅の戸別訪問を中止、交流会なども同様の状態であり、ひとりひとりの悩み事や状況把握が不充分となり孤独と孤立が深刻化している。元々の「避難者支援団体連絡会」の立ち上げ意図が行政と支援団体が協力して土日も含めたアウトリーチをおこなう事だった。だからこそ、コロナ感染拡大で避難者が孤したり困窮に陥っていても気づけない状態だけは拙い。クルドを知る会が個別訪問を自粛する代わりに、時間と人数を決めて基金とお米や生活用品の配布会を兼ねて、生活相談もできるようにするなど工夫をしている。参考にできないかと提案した。私たちは避難者明名簿を持っていない。練馬区が個人情報を管理している。ぜひ連携してほしい。次回の会議は10月となった。その間に事態は更に深刻化する。
❷自宅に戻り、今日はSOSは来ないようだと判断、来週の緊急アクションと反貧困ネットワーク会議と政府交渉の準備と避難者アンケートの定量分析作業をはじめた途端にSOSはやっぱり来た。池袋駅周辺の路上で20代の女性が、所持金が尽きた状態で待っている。21時に待ち合わせを約束して駆けつけた。住まいは喪失して携帯電話も止まっている。4月に仕事がなくなり、その際に緊急宿泊支援、その後に仕事が復活したが7月以降はまた仕事がなくなった。私のご用達のビジネスホテルにお連れして、いつもお世話になっている従業員さんによろしくと伝える。このホテルは朝食も美味しいよ。緊急宿泊費と生活費支援をお渡しして、生活保護含め、今後の方向性を一緒に考えていく。私からは「何も恥ずかしがる事はない。これから必ず良い事がある。一緒に考えていこう。もう独りじゃない、」今晩はゆっくり寝てください。


●2020/7/27  つくろう「希望連帯社会」!

7月27日(月) つくろう「希望連帯社会」!
先週の連休を控えた22日(水)にSOSを受けて大塚駅前でお会いしてビジネスホテル代と生活費をお渡した青年、今日の午後から豊島区の福祉事務所で生活保護申請に同行すべく待ち合わせしたが、40分程待っても現れず、最近、SOSを受けて現地に向かっても約束時間に現れない場合も含めて、このようなパターンが最近増えています。皆さんからの寄付金なので残念ですね。青年さん これからでもやり直せるからと呟き、待ち合わせ場所を後にして、本来の職場である(はず)のパルシステムに久し振りに戻る。
●夕方は参議院議員会館で、福島みずほ参議院議員に呼んで頂き、「インターネット対談:コロナ災害から命と生活を守るために」にゲスト出演 後で確認してみたら三千人を超える視聴者がいたとの事、、支援現場のリアルを一部で終わらせずに社会的に可視化しないといけません。でも、いつもいつも気にかけて励ましてくれる福島さんに会えて、一気に疲れがすっ飛びました、本当にありがとう。つくろう「希望連帯社会」!


●2020/7/26 「公的支援を受けれない外国人」の生存権を守る戦い

7月26日(日)
民間団体のギリギリの連携で「公的支援を受けれない外国人」の生存権を守る戦いが続いている
❶昨日に緊急アクションの相談フォームにSOSを頂いた20代の男性と新宿駅でお会いしした。出身地は私が20代後半の時に住んでいた町だった。有名なスーパーマーケットの正社員で働いていたが、超絶な長時間残業の連続で身体を壊し退職、その後、日雇いのお仕事を3年間続けながら、ネットカフェで生活していたが、コロナの影響で仕事が無くなり、所持金も今日で尽きた。節約の為に1日1回カップラーメンを食べてしのいでいて、今日から野宿生活を考えていると彼は呟いた。私はいつものように「生活保護を利用すれば安心できる住まいが確保できる。まずアパートで暮らして少しづつ生活再建しよう」と提案した。彼は以前、生活保護の相談にひとりでいったが、冷たく追い返された経験がある。仕事は大好きで今すぐにでも働きたいという。寮付き派遣の仕事に応募しているから応募したいという。私はこの間の支援で、寮などの住み込み派遣などで働いていたが仕事がなくなり、住まいを失った人々を多く支援してきた。だから慎重であってほしい。緊急宿泊費と生活費を
お渡しして本人の判断に一任した。帰宅後にメールが来ました。「生活保護申請の同行をお願いします。」はい。了解です。安心できるアパートを確保して一緒に前に進みましょう。
❷新宿での対応中に、移住連の稲葉奈々子さんからの緊急アラートが鳴る。今日も蕨市立文化ホールで「クルドを知る会:主催の相談会が開催され、反貧困ささえあい基金からの給付金がクルドの方など、コロナ禍で生活困窮に追い込まれた方ひとりひとりに手渡しされているという、しかし2週間前の相談会より、深刻な相談が急増しているという。特に雇い止めや仮放免で仕事ができず支援者からの支援も支援者自身が生活がきびしくなった事で途絶え、家賃滞納で退去を命じられている案件が増えている。急遽、相談会に向い対応を協議、外国人でもアパートを一定期間、貸してくれる知人に連絡した。いくつか入居できる可能性がでてきた。民間団体のギリギリの連携で「公的支援を受けれない外国人」の生存権を守る戦いを続けている状況だ。


●2020/7/25 社会の底が抜けてしまった事がたまらなく寂しい

7月25日(土)
社会の底が抜けてしまった事がたまらなく寂しい。。
❶12時過ぎに渋谷区内の某所で待ち合わせ、最初に相談を受けて1か月近くが経過している。7月7日に渋谷区神南にあるハローワークに同行している。相談者Kさんは4月中旬まで勤務していた事業所から突如、週2回の勤務に変更してほしいと言われて拒絶した事を理由に、雇い止めの通告がされた。残りの2週間の週2日分の給与を前払いする条件でサインさせられた。当初は離職票に「会社都合」となると聞いていたが、後で送られてきた離職票には「本人都合」に書き替えられていた。住居確保給付金は、離職の理由を問わず支給される。離職したことだけで支給対象になるはずが、いまだに給付申請が受理されていない。役所もハローワークも、会社都合以外は出来ないと主張しています。来週に林弁護士と一緒に渋谷区役所に同行する事にしました。最近、同様の相談が増えています。7月に入り、非正規や派遣就労の現場は仕事がない状態です。先週からやり取りしている相談者は、正規の営業職だが給料の殆どが営業給のために給与が激減している。様々な給付金制度は使いやすくなったが、給与が激減したり失職した方の多くが給付対象外で苦しんでいる。今朝の新聞に掲載されていた「コロナ禍の中 生活が苦しくなった世帯が無利子で借りられる「緊急小口資金」の申請が殺到し リーマンショック時の何と80倍」の記事 事態は更に更に深刻化している。
❷14時にもやいと新宿ごはんプラス合同の都庁下での相談会に合流し、一昨日の夜に大阪からSOSがあり昨日、東京に戻ってきた方と今後の生活相談、問題が複雑化していて、溢れる社会と人生の怒りと哀しみが止まらない。優先順位を決めて、1つづつステップを踏みながら解決しようと1時間かけて提案。今日の「新宿ごはんプラス」もパルシステムの多くの仲間がボランティアで参加 疲れる相談の後でのパルシステムの仲間との会話は疲れを癒します。
➌16時30分に板橋区の埼玉県境の駅で昨晩遅くにSOSメールを受けた相談者との待ち合わせ、相談者は来なかった。最近このようなパターンが増えている。いずれにしても社会の底が抜けてしまった事がたまらなく寂しい。


●2020/7/24 いつまで緊急対応が続くのか

7月24日(金)
日付を超えた深夜の1時過ぎにも緊急アクションの相談フォームにSOSが届いています。
24日、私が担当した緊急対応は、、宿都庁前で待ち合わせした女性。生活保護を既に利用中だが、劣悪な無料低額宿泊所から逃げて、全国各地を彷徨ってしまった。今日は宿泊費をお渡しして、明日に弁護士さんも加わって頂いて今後の相談をおこなう。阪上さんが千葉の相談者に自宅に向かってくれています。今日だけで相談が来て対応をおこなっている件数は6件。いつまでこのような緊急対応が続くのでしょうか。


●2020/7/23 「第5回コロナ緊急相談会inふなばし」のアットホームな仲間たち

❶今日は東船橋で反貧困ささえあい主催の「第5回コロナ緊急相談会inふなばし」に参加しました。地域の支援団体や自治体議員の方がたくさん集まっていて、相談者がどこにいるか解らない状況です。千葉の相談会はあまりにもアットホームで相談者と支援者がすぐ仲良くお喋りしてしまいます。今日も船橋市福祉事務所で「無低に入所しないと生保を受理しない」と言われて抵抗し、板橋区で私が生保申請同行して、現在は無事にアパートで暮らしているTさんも卒業生として参加 船橋で何年も路上生活をしていて、ささえあい千葉の相談会に来たら、アットホームな仲間たちに救われた。ささえあい千葉の支援メンバーもT
さんの元気な姿と楽しいお喋りに救われているんですよ。
❷私が相談を担当させて頂いたのは、50代前半の男性Kさん 船橋周辺で約4年 路上生活を続けてきた。所持金はゼロ。出身はパルシステム神奈川ゆめコープ**センターのすぐ近くだった。両足が腫れていて壊死しないかと心配だ。「生活保護申請が受理されたら、無料券でお医者さんに診てもらう事ができる。安心できる住まいも確保しましょう。」船橋市は「無低に入所しないと生保を受理しない」と明言した自治体、相談者の安心を最優先して、船橋の居住支援法人㈱あんどの西澤社長にその場で連絡して先に「一時緊急保護」用のアパートに先に入居して月曜日地元議員さんにお願いして生活保護申請に向かう。
➌船橋を出発して相模大野に向かう。神奈川の困窮者サポートでお世話になっている杉浦さんからの要請なので断れない。6月に相模大野駅頭でコロナの生活相談会をやっていたのを知っていて、杉浦さんの携帯に電話があったとの事。コロナの影響で相模原の会社を解雇され、寮を追い出され、ネットカフェを転々とし、資金が底をついた。この3日は泊まるところもなく野宿。待ち合わせ場所は相模大野駅前で夜9時だ。しかし、1時間待ったが、本人は現れず。携帯電話も喪失していて連絡がつかない。今頃、彼はどうしているだろう。「とにかく生き延びてほしい。」


●2020/7/22 困窮者にとって大型連休は「駆け込む場所がなくなる」こと

7月22日(水)困窮者にとって大型連休は、困った時に駆け込む場所が無くなる事を意味します。

❶午前は5月中旬にSOSを受けて支援を継続してきた17歳の少年が、昨日に晴れて18歳の誕生日を迎えた事を受けて、早速、練馬区内のアパート内見をおこないました。いつもお世話になっている、自立生活サポートセンターもやいの居住支援担当の土田さんの尽力で、若者から見てもカッコイイ内装とロフト付きの新築同然のアパートを正式に申し込む事になりました。元々、モデルを目指して上京してアルバイトしながらレッスンを重ねていく矢先のコロナ災害 本当についてなかった。正式入居が決定する事を願います。
少年は「モデルになってから俳優を目指すか、歌手を目指すか考えているんですよ~」
このポジティブな姿勢 やっぱり若いです。
❷その後は荒川にある企業組合あうんに移動して時間差での「家具什器」選びと見積もり書づくり」です。SOSを受けて緊急対応した男性、15時からは、神田駅からSOSを受けたSさんは**区の居宅支援が責任を持ってアパート転宅 このような福祉事務所が増えてほしいですね。16時からは蒲田駅からSOSを受けたOさん 地元区議の奈須りえさんからの紹介の生活保護の方に理解がある不動産屋さんが探してくれました。今日、冷蔵庫・洗濯機やレンジなど諸々の什器を揃え、新居に運ぶ明後日に転居が決定しました。私の役割は段取りをつくり進行させていく事です。あうんさんには毎週毎週、アパート転宅が決定できた相談者を連れての訪問、在留資格がなく公的支援を受けれずい困窮する外国人へのお米の支援も。あうんさんに有機農家よりお米を集まて、精米して袋詰めまでお願いしています。私たちの支援活動にあうんの存在は欠かせません。協同労働をこれからもよろしくお願いします。
➌今日は4連休の前日でした。また役所や福祉事務所が閉まってしまいます。公的支援の窓口が閉まるという事は、困った時に駆け込む場所が無くなる事を意味します。夕方以降、立て続けにSOSが入りました。あうんさんのどっこい食堂で「オムライス」をご馳走になり、フードバンクの食料カンパを受けて、18時に新宿駅西口で待つ青年に会う。大阪で生活保護を利用していて仕事が全くなくて東京にでててきたけれど、東京では更に仕事がない事が解ったけれど、帰る交通費もない。生活保護廃止の危険もあるので、交通費を渡してなるべく早く大阪に戻る選択をしました。19時30分に池袋に移動、所持金が128円しかなく携帯電話も喪失した青年だった。今まで3年間日雇いのアルバイトで生活をしてきたが、コロナ災害で3月以降仕事が少なくなり野宿やネットカフェにて生活をしてた。緊急事態宣言後も週2日程度日払いで働きながら頑張ってきましたが7月に入り仕事が週一程度になってしまったという。彼が高校時代に過ごしていた町を私もよく知っていた事もあって、高校時代から現在までの事を話してくれました。現在の制度では生活保護を利用するしかない事を話して、連休明けの月曜に生活保護申請に行く事にしました。緊急宿泊日数は5泊になります。リーズナブルな価格でサービスが良い、私のご用達のビジネスホテルまで一緒に向ってチェックイン!5泊は本当に長いけれど、生保申請からアパート転居まで責任を持って支援する事を約束しました。
●明日からもの連休、役所が閉まり、民間の支援団体にSOSが集中する可能性があります。困窮者にとって連休は「生き延びる事への阻害」なのです。私たちにとってもコロナ禍での連休は阻害そのものなのです。


●2020/7/21 新宿の路上では段ボールの寝床が長く延びていた

7月21日(火)新宿の路上では以前より段ボールの寝床が長く延びていた。

●連合会館で夜に開催される「さようなら原発1000万人アクション」実行委員会の前に被爆75周年原水爆禁止世界大会のオンライン分科会の「福島の10年、原発事故の責任を問う」の動画出演の収録に参加しました。コロナ災害さえなければ、世界大会に参加できたかと思うとやっぱり残念です、武藤類子さんと弁護士の海渡雄一と私の3名の分科会に出演しています。YouTube「被爆75周年原水爆禁止世界大会公式チャンネル」にて、各種動画が配信されます。ぜひ観てください。
●今日は定期通院の日だった。尿検査に血液検査、多忙過ぎて心配だったが特に変調はない事は良かったが、閑散とした待合室に鳴りやまない電話、同時並行で6人のアパート転宅を進めていたので、不動産屋さん、ケースワーカーさん 家具什器と引っ越しを担当する子企業組合あうんさんとの電話打ち合わせが続く。この間、相談に乗っているクルド人の方からは病院にいきたいが、仮放免の状態で無料低額診療で病気の専門病院が見つからないとの電話、移住連の稲葉奈々子さんとも連絡をとりあい、いくつかの病院を紹介するが、やっぱり受け入れは難しいという。引き続き、明日も調べてみる予定
●緊急アクションの相談フォームにSOSが入る、江戸川区のトルコ人の20代の青年からだ。以前に京都のホテルで働いていて日本語は堪能だ。2月に来日し難民申請をおこなったが現在でも許可が下りない。所持金も僅かとなり食べる物もない。6か月経てば就労が可能になるから、その時まで食いつなぎたいとの事。さようなら原発の会議を中座して20時30に自宅前でお会いし緊急生活給付金をお渡しする。早く在留許可が下りる事を祈るしかない。
●江戸川に移動中に緊急SOSが鳴った。僕らの活動を追い続けている映像集団ドキュミームの松井さんからだ。新宿駅近くで路上生活者が具合悪そうにしている。まだ40歳くらいの女性だという。傍に20年以上も新宿で路上生活をしている優しいおつちゃんがいて、助けてあげてほしいという。江戸川から新宿の路上に向った。詳細は省くが女性が座っていた路上には以前より段ボールの寝床が長く延びている。お互い助け合っているようで、コミューンのようだ。路上生活は3年以上、通りがかりの人から食料をもらって生活している。でももうガリガリに痩せている。
生活保護は「迷惑かけたくないから受けない」。と最初は言っていたが、以前に医療券が欲しくて区役所に何回もひとりで行ったが酷い対応で追い返された経験があると言う。僕らは「私が一緒に同行するから生活保護を申請に行こうよ」と言うしかなかった。生保を利用してアパートに入居して医療券で無料で病院で治療して身体を治して仕事を見つけようよ」
と言った。最初は拒絶していたが、優しいおっちゃんも勧めてくれる。でも今日はカンパでもらったらしい安酒で酔いが回り、寝てしまった。でも否定ではなく「考えてみようかな」と変わってくれたのは嬉しい。名刺を渡して「連絡してくれたら飛んでいくよ!」と言って別れた。また会いにいくよ。


●2020/7/20 「ひだんれん」と福島県交渉、県職員は内堀知事に忖度する

「内堀福島県知事は安倍政権に忖度し、福島県職員は内堀知事に忖度する」日本社会に深く覆う閉塞感を象徴するのが福島県庁の姿

最後に訪問したのが3月初旬だった福島。東京オリンピックの聖火リレーを目前にして常磐道と全町避難が続いていた双葉駅町の双葉駅など常磐道と常磐線の3駅が開通し、一部地域の避難指示が解除された現地を訪ねた。駅を少しそれた場所の高過ぎる放射線量、菅野みずえさんの浪江町津島の自宅も放射線量 二度と帰れない故郷 この事実を映像として記録して「世界にフクシマの現実を告発する」予定だった、その後は、コロナ災害で更に追い込まれた困窮者からのSOSに奔走する日々が続いた。久し振りの福島は、武藤類子さんが代表を担う「ひだんれん」と福島県交渉 半年ぶりの開催でした。
●ひだんれんからの要望項目は
①国家公務員宿舎の入居者に対する「2倍の家賃請求」をやめること。
②また、国家公務委員宿舎からの「立ち退き」提訴をやめること。
③帰還困難区域からの避難者の住宅提供の打ち切り通告を撤回し、すべての避難者の意向と生活実態にそった住宅確保を保障すること。
④新型コロナ災害下における被害者・被災者への対応について
●今日の交渉で、私たちが驚き落胆したのは、対応した避難地域復興局と生活拠点課の担当職員の無気力対応!現在でも国家公務員住宅を退去できないでいる避難者34世帯が、どのような事情があり退去できないでいるのか、把握しているのか、していないのか明言を避け続ける姿勢に終始、このような態度を見て思います。「この人たちに何を言っても何の反応さえ示さなくなっているんだという事。」「内堀福島県知事は安倍政権に忖度し、福島県職員は内堀知事に忖度する」日本社会に深く覆う閉塞感を象徴するのが福島県庁の姿です。、原発事故被害者の暮らしの厳しさを直視せず、たとえ被害者が自死したり倒れようとも、正義を主張したら「外される」などは存在しないのです。忖度を貫き通すしかないのでしょうか、
●私は何回も強調しました。「退去できない避難者の多くは非正規就労しかなかった。月10万しかない状態でどうやって転居費用を捻出できるのか。収入が少なく引っ越し費用は都内で20数万円かかる。退去を迫るのであれば、転居費用を援助するとか、公営住宅の入居基準を緩和して、60歳未満単身の方も入居するとか、県の支援策をあらためて示すべき。支援策なき退去強制はありえない」福島県職員は無反応。来年は原発事故から10年、避難者の医療費援助も打ち切られるのではと危惧している。


●2020/7/18 「クルドを知る会」相談会でささえあい基金とお米をプレゼント

今日は蕨市立文化ホールで開催されている「クルドを知る会:主催の相談会に参加しました。私たち新型コロナ緊急アクションが取り組んでいる「反貧困緊急ささえあい基金」の生活給付金と「コメと野菜でつながる百姓と市民の会」の米を、支援を求めているクルドの皆さんに手渡ししながら、生活相談に対応します。
●クルドを知る会では、移住連(が行う「移民・難民緊急支援基金」と、反貧困ネットワークの「緊急ささえあい基金」からの支援金を、非正規滞在の難民申請者家族の元へ、一軒一軒、届けて回ってきた。6月末現在で、埼玉県蕨川口の在日クルド人難民申請者に基金やお米で支援した人数は、すでに200名を超えています。コロナウイルスの感染者数が再び拡大する状況のなかで、訪問お届けを休止し、広い会場で時間を指定して、参加していただく方法に変更しています。密を避けてじっくり相談をうける事ができるよう工夫しています。エレベーターホールに続々と小さな子どもを連れたクルド人家族が来られています。今日は30家族ぐらいが参加するようです。
●ささえあい基金とお米の支援が、クロドを知る会のブログに掲載されていました。
⓵「食べること減らして、3回から2回、このごろは1回。いろんな友だち、親戚のところ行って、ご飯、食べさせてもらう。でも、友だちも困ってる。もう頼めない、どうしよ思った。ほんとに、ほんとに……」
②「この助けをもらって、わたしたち、見捨てられなかった、そう思ったです。ほんとに嬉しかった。子ども、学校で10万円の話、自分だけもらえない、友だちと違う言って、家で泣いたです。でも、今日、助けがきた。みんな一緒、みんな同じ」
③子どもの衣服は汚れ、赤ちゃんのオムツはパンパンに膨らんで重たそうだ。気になって尋ねると「もうない」そう言ってオムツを外し、お尻を丸出しにしたまま「これで大丈夫」と言った。
●20時まで相談会は続きます。事前アンケートを見ると2家族が「ランドセルがほしい」と書かれていました。他にもできる事は一杯ある。特に、非正規滞在の難民申請者たちが多くが訴える「病院に行きたい」入管での収容生活で体調を悪化させ、仮放免で野に放たれ、働く事もできずない状態で、ますます体調を悪化させています。
●新型コロナウイルスによる困窮は国籍や在留資格に関係ありません。公的支援が受けられるように、仮放免者や短期滞在者も住民基本台帳に記載してください。とくに仮放免者・短期滞在の場合は公的保険に加入できず、治療費が高額になるため、受診を控えた結果、深刻な健康問題が生じています。在留資格にかかわらず、医療サービスを受けられるようにしてください。。無料低額診療の公的援助を国の責任でおこなってください。


●2020/7/16 福島出身30代男性の所持金は600円だった

❶午前は**区の福祉事務所に先週7月8日に生活保護申請同行したSさんと一緒に担当ケースワーカーとの面談 無事に生保決定通知がおり、7月の保護費が支給されました。その後に「居宅支援事業」の相談員との打ち合わせ、**区が他区市と比べて安心できるのは、アパート転宅支援を丁寧におこなう。来週火曜日に区内3か所のアパートの内見が決定しています。私が担当する作業は家具什器を揃える事ぐらいです。このような「ふつう」の対応をしてくれる福祉事務所が増えれば、僕らの負担も少なくなる。何よりも本人が、安心できるし、これからの人生、前を向いて歩いていけるのです。
❷**区福祉事務所から急遽、上野公園に向かう。朝9時30分に届いた30代の男性から緊急SOSがあり、駆けつけた。所持金は600円、原発事故時は、福島県の浜通りに住んでいて、県外で避難生活を経験していた。その後の生活はいろいろあって他県の地方の町で暮らしてきた。就職活動のために東京に来たが、所持金が途中で尽きた。故郷の浜通りの住所を聞いた。3月に訪問した福島の現在の状況を話した。もう彼は福島に帰る事はないと言った。自宅がある地方の町への交通費は往復券なのである。とりあえず生活給付金と緊急宿泊費を渡し、ホテルまで一緒に行ってチェックイン、、これからも連絡をとりあう事にした。私は原発事故被害者は責任を持って対応していきたいと思うから、、、


●2020/7/15 在留資格にかかわらず、医療サービスを受けられるように!

コロナ禍の影響で、外国にルーツをもつ方々のなかでも生活に困窮する方が急速に増えている。反貧困緊急ささえあい基金給付金額の多くは移住連をつうじた「支援からこぼれ落ちた外国人」からだ。「死にたくないけど死んでしまう」そのようなSOSを受け、現場に向かう。ここ数日、外国人からのSOSが続いている。
❶今日の夜20時過ぎに埼玉県西部のカメルーンの20代の男性に会いにいった。所持金はゼロ。食料もない。英語での会話しか通じないので、移住連の稲葉奈々子さんも一緒です。数か月前に来日して難民申請したが、現段階でも許可がおりていない。難民申請の結果がでるまでには平均3年、長い場合で10年近くかかる。難民申請中は、政府からの支援金を受けることができるが、支援金を得る審査に数ヶ月かかる。、申請後6ヶ月すると就労が許可される。それまで何とか食いつなぎたいと彼は言う。埼玉県西部にもう一人心配しているカメルーンの方がいる。既に野宿生活となっていて、一度SOSを受けたがお会いする前に連絡が途絶えている。
❷午後は「ささえあい基金」で緊急生活給付金で支援したクルド人宅を訪問し、その後の近況を聞かせて頂いた。仮放免(在住は許可するが就労は不可)の状況で生活困窮の悩みは深刻度を増している。コロナ禍での密を避けるためか、入管に収容されている外国人の多くが仮放免とされているが、就労ができない為に、経済困窮を極める。これまでは支援者に生活を支えてもらっていたが、今回その支援者も収入が減り、支援母体だった教会でミサができなくなり献金がなくなるなど、支援者に頼ることもできない。今日の方も体調が悪いが、健康診断も受けていない。仮放免者・短期滞在の場合は公的保険に加入できず、治療費が高額になるため、受診を控えた結果、深刻な健康問題が生じる場合が多い。「ささえあい基金」の給付だけでなく、何か私たちでできる事はないか、多くの宿題を頂いて次の場所に向った。
➌クルドの方の窮状を踏まえ、医療生協さいたまの埼玉協同病院を訪問し、公的支援からこぼれた外国人への「無料低額診療」の実情をヒアリングさせて頂いた。「無料低額診療」は、医療や介護が必要であるにも関わらず、支払いが困難な方に対し、病院の裁量で医療費等の減額や免除を行う社会福祉法第2条に基づく事業です。仮放免などの外国人には就労が認められず、生活保護の受給や国民健康保険への加入もできず、医療費は全額自己負担、医療の頼みの綱が無料低額診療、しかし公的補助もなく国保などで補てんされず、医療機関の持ち出しになっている。協同病院では、相談を重視し、まず公的制度を使えるかどうかを確認し、使える場合は申請手続きを行い、制度がない場合は無低診(無料低額診療事業)を使うプロセスですすめるといいます。本来は政治や公的責任で実施すべきであり、民間が医療費や運営資金を持ち出すべきでない。しかし目の前で病や怪我で倒れている人を助けない訳にいかないのです。関東では群馬の北関東医療相談会(AMIGOS)が検診、検診結果の説明、要治療者のフォローを実施していて首都圏では川口、清瀬で連携して年1回平均で医療相談会を開催している。政府や都道府県には公的支援を求めると同時に、「反貧困ささえあい基金」で給付した外国人で病院に行きたくても行けない方の情報を把握している。どのような手法であれ、医療に繋げる取り組みを真剣に考えている。